不用品回収の費用相場とは?料金を抑える3つのコツも解説

お役立ちコラム

目次

 

不用品回収の費用相場が分からず、適正価格なのか不安に感じていませんか?急な引越しや大掃除で大量の家具・家電を手放すとき、料金を判断する基準がないと、悪徳業者に高額請求されるリスクもあります。

本記事では、不用品回収の平均的な費用相場と料金を抑える3つのコツを、トラックサイズ別・部屋数別の具体例を交えながら解説します。ぜひ最後までお読みいただき、安心して回収サービスを選ぶ参考にしてください。

不用品回収のおもな依頼先と特徴

大量の不用品が出たときに迷うのは「どこへ頼むか」です。依頼先によって費用や手間・対応スピードが大きく異なるため、特徴を把握しておくと失敗を防げます。

ここでは、以下5つの方法を比較し、それぞれの長所と注意点を確認しましょう。

【それぞれの長所と注意点】

● 自治体の粗大ごみ回収
● リサイクルショップや買取業者
● 引越し業者のオプションサービス
● 不用品回収専門業者
● その他(フリマアプリや便利屋など)の注意点

詳しく解説します。

自治体の粗大ごみ回収

自治体の粗大ごみ回収はもっとも安価に処分できる方法です。事前に電話やネットで申込み、処理券を購入して指定日に玄関先まで運び出します。料金は品目ごとに、数百~数千円と明朗です。しかし、収集日は月に数回しかなく、日程が合わなければ数週間待つこともあります。

搬出や分解は自己対応が前提で、大型家具を動かせない人や急ぎの片づけには不向きです。量が少なく、時間と体力に余裕がある場合に適した選択肢といえます。

リサイクルショップや買取業者

まだ使える家具や家電はリサイクルショップや出張買取を利用すると、処分費がかからないどころか現金化できる可能性があります。店頭持ち込みなら即日査定・支払いが可能で、出張買取なら大型品も搬出してもらえます。

ただし製造年が古い家電や傷の目立つ家具は買取不可となり、返却や再処分の手間が発生する場合も。売れる品と売れない品が混在すると二度手間になりやすいので、状態のよい物だけ減らしたいときに活用すると効果的です。

引越し業者のオプションサービス

大手引越し業者の多くは、不用品回収をオプションで提供しています。引越し当日にまとめて処分できるためスケジュール調整が一度で済み、梱包から搬出まで任せられるのが利点です。

費用は搬出作業と運搬費が上乗せされるため自治体より高く、不用品専門業者と同等かやや割高になる傾向があります。家電リサイクル法対象品のみなど品目制限があるケースもあるため、コスト重視なら相見積もりで比較することが重要です。

不用品回収専門業者

不用品回収専門業者は、電話一本で最短の対応をしてくれるスピードが魅力です。軽トラック積み放題などの定額パックを使えば、量が多いほど1点あたりの処分費が割安になります。搬出や解体もスタッフが行うため、力仕事が難しい人やゴミ屋敷レベルの片づけでも安心です。

ただし許可を持たない悪徳業者も存在します。そのため、見積書の提示や追加料金の有無、公式サイトの信頼性を確認し、複数社を比較してから依頼するとトラブルを避けられます。

その他(フリマアプリや便利屋など)と注意点

フリマアプリは自分で価格設定できるため、思わぬ高値で売れることもありますが、梱包や発送の手間がかかります。便利屋は幅広い作業に対応してくれますが、廃棄物処理の許可を持たない業者も多いため注意が必要です。

無料回収を謳う業者には、とくに警戒しましょう。あとから高額な処分費を請求されたり、不法投棄されたりするトラブルが報告されています。どの方法を選ぶにしても、信頼できる相手かどうかを確認することが賢明です。

不用品回収の費用相場【部屋数や世帯人数別】

不用品回収の費用は、一般的な家具・家電の量を基準にした目安であり、実際の費用は荷物の量や種類によって変動します。

ここでは、以下の典型的なケースごとの費用相場を解説します。

【典型的なケースごとの費用相場】

● 1人暮らし(1Kや1R):1万〜5万円
● 2人暮らし(1LDK〜2LDK):5万〜10万円
● ファミリー世帯(3LDK以上):10万〜20万円
● 一軒家まるごと:30万~50万円以上
● ゴミ屋敷の片づけ:10万〜60万円以上

これらの相場を参考に、自分の状況に合った予算を立てましょう。

1人暮らし(1Kや1R):1万〜5万円

一般的な1Kや1Rの場合、家具や家電の量も限られており、軽トラック1台分で収まることが多いでしょう。冷蔵庫や洗濯機、ベッド・テーブルなど基本的な家具家電のみなら、1万〜2.5万円程度で済むことがあります。

ただし、趣味の物が多い方や、長年住んでいて物が増えた場合は注意が必要です。本やCD、衣類が大量にあると、2tトラックが必要になり、費用が3万〜5万円に上がることもあります。また、マンションの高層階でエレベーターがない場合は、階段作業料金が加算されます。事前に不用品の量を把握し、見積もりを取ることが大切です。

2人暮らし(1LDK〜2LDK):5万〜10万円

標準的な1LDK〜2LDKなら、2tトラック1台分(5万〜8万円)で対応できることが多いでしょう。しかし、共働きで忙しく、物をため込みがちな世帯は要注意です。クローゼットや押入れに大量の物がある場合、追加でトラックが必要になる可能性があります。

また、分別されていない状態だと、作業時間が長くなり人件費が増えることも。子供がいる世帯では、おもちゃや学用品なども含めて10万円近くかかるケースもあるため、余裕を持った予算設定が必要です。

ファミリー世帯(3LDK以上):10万〜20万円

ファミリー世帯の不用品回収は部屋数が多い分、費用も高額になりがちです。子供部屋の学習机やベッド、リビングの大型家具など、処分品が多岐にわたります。3LDK以上の場合、2tトラック2台分が必要になることも珍しくありません。

とくに、子供の成長に伴って不要になった物が蓄積している家庭は注意が必要です。ベビーカーやチャイルドシート、古い教科書や制服など、捨てるタイミングを逃した物が大量にあることも。また、庭がある戸建ての場合は、物置の中身や園芸用品も加わります。家族全員で断捨離を進め、本当に必要な物だけを残すことで、費用を抑えられるでしょう。

一軒家まるごと:30万〜50万円以上

一軒家をまるごと片づける場合、費用は30万円を超えることが一般的です。実家の整理や相続に伴う片づけなど、数十年分の物が蓄積しているケースが多いためです。4LDK以上の広い家なら、2tトラック3〜5台分が必要になることもあります。

とくに高額になりやすいのは、蔵や物置、ガレージがある家です。農機具や工具、古い家電など、処分に手間がかかる物が多く含まれています。また、仏壇や神棚など、特別な配慮が必要な品物もあるでしょう。遺品整理を兼ねる場合は、形見分けや供養も含めて50万円を超えることもあります。

ゴミ屋敷の片づけ:10万〜60万円以上

ゴミ屋敷の片づけは、状況によって10万〜60万円以上と費用の幅が大きくなります。部屋の広さだけでなく、ゴミの量や種類、害虫駆除の必要性などによって料金が変動するためです。

1部屋だけなら10〜20万円程度ですが、家全体がゴミで埋まっている場合は50万円を超えることもあります。生ゴミが腐敗している場合は特殊清掃が必要になり、追加費用がかかるでしょう。近隣への配慮も必要なため、経験豊富な専門業者に依頼することが大切です。早めの対処が、費用を抑えるポイントになります。

不用品回収の費用相場【トラックサイズ別の積み放題】

前述の「部屋数・世帯人数別」の相場は、家具・家電の量やゴミの種類に応じたおおよその目安です。実際の回収費用は、トラックのサイズ(軽トラ・2tトラックなど)と積載量によって決まります。1Kや1Rのような小規模な部屋でも、大量の荷物があれば2tトラックが必要になるケースも。反対に、荷物が少ない場合は3LDKでも、軽トラック1台分の積み放題プラン(1万〜2.5万円)で済むこともあります。

ここでは、トラックサイズ別の料金相場を見ていきましょう。

【トラックサイズ別の料金相場】

● 軽トラック:1万〜2.5万円
● 2tトラック:5万円〜8万円

トラックに積める量と適したケースを理解して、無駄のない選択をしましょう。

軽トラック:1万〜2.5万円

軽トラックの積載量は約1.5畳分で、1人暮らしの基本的な家具家電なら十分に載せられます。冷蔵庫1台と洗濯機1台、シングルベッド1台、小型のテーブルや椅子などが目安です。

ただし、見た目以上に積載量が限られている点に注意が必要です。布団や衣類など、かさばる物が多いとすぐに満杯になってしまいます。また、大型の家具は分解しても載らないことがあるでしょう。事前に採寸して、本当に載るか確認することが大切です。荷物が載りきらない場合は、2往復することになり、結果的に2tトラックより高くつく可能性もあります。

2tトラック:5万〜8万円

2tトラックの積載量は約3畳分で、2〜3人家族の引越し荷物に相当します。大型冷蔵庫やドラム式洗濯機、ダブルベッド・ソファー・ダイニングセットなど、一般家庭の主要な家具家電をまとめて積めます。料金は5万〜8万円が相場で、作業員2名での対応が基本です。

ただし、マンションの場合は駐車スペースの確認が必要になります。また、狭い路地では進入できないことも。3t、4tとさらに大きなトラックもありますが、住宅街では使いにくいことが多いです。見積もり時にトラックが停められる場所を確認しておくことで、当日のトラブルを避けられます。

不用品回収の費用構成

不用品回収の料金は、単純に「処分費」だけではありません。以下3つの要素で構成されており、これらを理解することで見積もりの妥当性を判断できます。

【3つの要素】

● 人件費:1人3,000円〜5,000円以上
● 車両費:5,000円〜2万円以上
● 処分費:品目により変動

詳しく見ていきましょう。

人件費:1人3,000円〜5,000円以上

人件費は作業員の人数と作業時間によって決まり、基本的には1人あたり1時間3,000円〜5,000円が相場です。2tトラックでの回収なら作業員2名が基本となり、3時間の作業で1万8,000円〜3万円程度かかる計算です。作業内容が複雑になると、人件費も高くなります。

たとえば、エレベーターのないマンションの5階から大型家具を運び出す場合、通常より時間がかかるため費用が増えます。繁忙期や土日祝日は、割増料金を設定している業者も多いです。事前に作業内容を整理し、作業時間を短縮することで人件費を抑えられます。

車両費:5,000円〜2万円以上

車両費には、トラックの使用料やガソリン代、高速道路料金などが含まれます。軽トラックなら5,000円〜8,000円、2tトラックなら1万円〜2万円が一般的な相場です。この費用は、トラックのサイズと移動距離によって変動します。

駐車場代が別途必要になるケースもあります。都心部では、コインパーキングの利用で1時間1,000円以上かかることも珍しくありません。見積もり時に、これらの費用が含まれているか確認することが大切です。地域密着型の業者を選ぶことで、移動にかかる車両費を抑えられます。

処分費:品目により変動

処分費は回収した不用品を適正に処分するための費用で、品目によって大きく異なります。一般的な家具なら1点500円〜3,000円程度ですが、家電リサイクル法対象品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)は法定リサイクル料金として2,000円〜5,000円程度が必要です。また、マットレスやソファーなど処理が困難な品目は、通常より高額になることがあります。
処分費を抑えるポイントは、リサイクル可能な品目を分別しておくことです。金属類や木材など、資源として再利用できる物は処分費が安く、場合によっては買取対象になることもあります。

不用品回収で追加費用がかかるケース

不用品回収では、基本料金以外に追加費用が発生することがあります。見積もり時に確認しておかないと、当日になって予想外の出費となることもあるため、事前に把握しておくことが重要です。追加費用が発生するおもなケースを、以下にまとめました。

【追加費用が発生するおもなケース】

● 階段作業料金(2階以上)
● 特殊作業料金(吊り下げや解体など)
● 時間指定料金(深夜や早朝)
● エリア外出張費

なお、関西アークでは見積もり時点で費用が確定し、追加請求は一切ありませんので安心してご利用いただけます。

階段作業料金(2階以上)

2階以上からの搬出作業には、階段作業料金が発生することが一般的です。エレベーターがあっても、サイズ的に入らない場合は階段作業となるでしょう。とくに3階以上になると、作業員の体力的負担も大きくなるため、料金が高くなる傾向にあります。

マンションの場合、エレベーターの養生費用が別途かかることも。また、一戸建ての2階や3階から大型家具を搬出する場合は、窓からの吊り下げ作業が必要になるかもしれません。見積もり時に、搬出経路と階数を正確に伝えることが大切です。

特殊作業料金(吊り下げや解体など)

通常の搬出が困難な場合、特殊作業料金が発生します。代表的なのは、大型家具の解体作業や窓からの吊り下げ作業です。吊り下げ作業は危険を伴うため、追加費用は高額になることもあります。ピアノや金庫などの重量物は、特殊な機材や技術が必要となり、別途見積もりになるケースが多いです。

また、壁や床を傷つけないための養生作業も、規模によっては追加料金の対象となります。事前に特殊作業の必要性を業者と相談し、料金を確認しておくと安心です。

時間指定料金(深夜や早朝)

深夜や早朝の作業を希望する場合、時間指定料金が加算されることが一般的です。早朝や夜間、深夜の作業は通常時間帯より割高になる傾向があります。

土日祝日についても、割増料金を設定している業者が多く見られます。仕事の都合でどうしても時間指定が必要な場合は、複数の業者で料金を比較し、どの程度の割増になるか確認するのがおすすめです。可能であれば、平日の日中に作業を依頼することで、費用を抑えられるでしょう。

エリア外出張費

業者の対応エリア外への出張には、追加料金が発生します。離島や山間部など、アクセスが困難な地域では、さらに高額になることもあります。高速道路を利用する場合は、通行料金も実費請求されるのが一般的です。

地域密着型の業者を選ぶことで、出張費を抑えられる可能性が高くなります。見積もりを依頼する際は、必ず住所を正確に伝え、出張費の有無を確認しましょう。

不用品回収のパック料金と単品回収の違い

不用品回収の料金プランは、おもに以下の2種類があります。

【不用品回収の料金プランの2種】

● 定額積み放題プラン(パック料金制)
● 単品回収プラン(個別料金制)

自分の状況に合ったプランを選んで、無駄な費用を抑えましょう。

定額積み放題プラン(パック料金制)

トラックの積載量に応じて料金が決まる、分かりやすいシステムです。軽トラックなら2万円前後、2tトラックなら5万円前後で、積める分だけ回収してもらえます。

ここでは、以下3つの観点から見ていきましょう。

【3つの観点】

● メリット・デメリット
● 向いているケース:引越しや大量処分
● パック料金の注意点とトラブル事例

料金体系がシンプルな反面、注意すべき点もあるため、契約前に確認することが大切です。

メリット・デメリット

パック料金制のメリットは、料金が明確で予算を立てやすいことです。品目ごとに計算する必要がなく、トラックに積める分だけ処分できるため、大量の不用品がある場合はお得になります。作業もスピーディーで、細かい仕分けも不要です。

一方、デメリットとして少量の不用品では割高になることがあります。また、「積み放題」といっても、実際には重量制限や高さ制限があることが多いでしょう。家電リサイクル法対象品目や危険物は、別料金になる場合も。見積もり時に、何が含まれて何が含まれないのかを明確にしておくことが重要です。

向いているケース:引越しや大量処分

パック料金制は、引越しや実家の片づけなど、大量の不用品を一度に処分したい場合に最適です。とくに、引越しでは時間的制約もあるため、スピーディーに作業が進むパック料金制のメリットが生きてきます。遺品整理や断捨離で、家具や家電、日用品などさまざまな品目を処分する場合も、個別に計算するより経済的です。

ただし、買取可能な品物が多い場合は、先に買取査定を受けてから残りをパック料金で処分する方法も検討してみてください。作業時間も2〜3時間で完了することが多く、忙しい方にも向いています。

パック料金の注意点とトラブル事例

パック料金については、消費者庁国民生活センターから注意喚起が出されています。「積み放題」を謳いながら、当日になって追加料金を請求されるトラブルが多発しているのです。

たとえば、「特殊ゴミだから別料金」「重量オーバーで追加費用が必要」といった理由で、見積もりの2〜3倍の金額を請求されるケースがあります。また、無許可業者による不法投棄や、強引な契約勧誘の被害も報告されています。

トラブルを避けるためには、必ず書面で見積もりをもらい、追加料金の有無を確認することが大切です。口約束は避け、契約内容を把握してから依頼することが賢明です。

単品回収プラン(個別料金制)

単品回収プランは、不用品を1点ずつ料金設定して回収するプランです。タンスなら3,000円、冷蔵庫なら5,000円といったように、品目ごとに明確な料金が決められているため、必要な分だけを処分できます。

ここでは、以下2つの視点から紹介します。

【2つの視点】

● メリット・デメリット
● 向いているケース:少量の不用品処分

少量の不用品なら、このプランの方が経済的な場合があります。

メリット・デメリット

単品回収のメリットは、必要な品目だけを選んで処分できることです。冷蔵庫1台、ソファー1脚など、ピンポイントで不用品を処分したい場合は、パック料金より安く済むことが多いでしょう。料金も品目ごとに明確で、予想外の出費を避けられます。また、回収日時の調整もしやすく、自分のペースで片づけを進められるのも利点です。

デメリットは、品目数が増えると割高になることです。基本料金に加えて品目ごとの料金が加算されるため、5点以上になるとパック料金の方がお得なケースが多いでしょう。また、見積もりに時間がかかることもデメリットといえます。

向いているケース:少量の不用品処分

単品回収は、引越し後に不要になった大型家具や、故障した家電を処分する場合に最適です。たとえば、新しいベッドを購入して古いベッドだけを処分したい、冷蔵庫を買い替えたので古い冷蔵庫だけを回収してほしいといったケースです。また、自治体の粗大ごみ回収では対応できない品目や、急ぎで処分したい場合にも便利といえます。

賃貸物件の退去時に、処分し忘れた家具が1〜2点ある場合なども、単品回収が経済的です。事前に電話で概算を聞いておけば、大きく外れることはないでしょう。

不用品回収費用を抑える3つのコツ

同じ量の不用品でも、タイミングや依頼方法によって料金が変わることもあるため、賢く利用することが大切です。

ここでは、費用を抑えるための以下3つのコツを紹介します。

【費用を抑えるためのコツ3つ】

● 繁忙期(引越しシーズン)を避ける
● まとめて依頼する
● 複数の業者で見積もりを比較する

それぞれ見ていきましょう。

繁忙期(引越しシーズン)を避ける

不用品回収業界にも繁忙期があり、とくに3〜4月の引越しシーズンは料金が高くなります。この時期は需要が集中するため、通常より20〜50%割高になることも珍しくありません。また、12月の大掃除シーズンや、9月の転勤時期も料金が上がる傾向にあります。

反対に、6〜8月や11月は比較的予約が取りやすく、割引キャンペーンを実施する業者も多いでしょう。平日は土日祝日より安く、とくに火曜から木曜は狙い目です。急ぎでない場合は、業者に「いつが安いですか」と聞いてみるのもよい方法です。

まとめて依頼する

不用品は小分けにせず、まとめて依頼することで大幅なコスト削減が可能です。基本料金は1回の訪問につき発生するため、複数回に分けるとその都度基本料金がかかってしまいます。

たとえば、基本料金1万円の業者に3回依頼すれば、それだけで3万円の出費です。また、まとめて依頼すれば積み放題プランが適用でき、単品回収より割安になることが多いでしょう。家族や近所の方と合同で依頼するのも1つの方法です。

ただし、あまり長期間ため込むと、保管場所の問題や衛生面の心配も出てきます。半年に1回程度を目安に、計画的にまとめて処分することをおすすめします。

複数の業者で見積もりを比較する

同じ内容でも業者によって、料金が2倍以上違うことも珍しくありません。最低でも3社、できれば5社程度から見積もりを取ることをおすすめします。電話やメールでの概算見積もりは無料の業者がほとんどなので、遠慮する必要はありません。

比較する際は、料金だけでなくサービス内容も確認しましょう。安くても追加料金が多い業者より、少し高くても全込みの業者の方が結果的にお得なこともあります。ただし、極端に安い業者は要注意です。適正価格を把握したうえで、納得できる業者を選んでください。

ぼったくられない!優良な不用品回収業者の選び方

不用品回収業界には残念ながら悪徳業者も存在し、被害に遭わないためには、優良業者を見極める目を養うことが重要です。

ここでは、優良業者を選ぶための以下4つのポイントを解説します。

【優良業者を選ぶためのポイント4つ】

● 実績と信頼性の確認
● 料金体系の透明性
● 問い合わせ時の対応の丁寧さ
● 強引な勧誘や即決を迫る行為がないか

詳しく見ていきましょう。

実績と信頼性の確認

優良業者を見極める第一歩は、実績と信頼性の確認です。まずは業者の公式Webサイトを訪れ、会社概要や作業実績などを確認しましょう。豊富な実績が掲載されていれば、それだけ多くの顧客から選ばれ続けてきた信頼の証といえます。

所在地が明確で、固定電話番号があることも大切なポイントです。口コミサイトでの評価も参考になりますが、極端によい評価ばかりの場合は要注意です。地域密着型で、自治体との取引実績がある業者なら、より安心できます。損害保険に加入しているかも確認すると、万が一のトラブル時に補償を受けられます。

料金体系の透明性

優良業者は、ホームページに料金表を掲載し、見積もりも詳細に記載してくれます。「激安」「地域最安値」といった曖昧な表現ではなく、具体的な金額を提示する業者を選びましょう。見積書には基本料金や品目ごとの料金、作業費・処分費などが明記されているはずです。また、追加料金が発生する条件も事前に説明してくれる業者が安心です。

キャンセル料の有無や、見積もり後の料金変更についても確認しておきます。総額表示であとから追加請求しない業者を選ぶことが、トラブル回避の鍵となります。

問い合わせ時の対応の丁寧さ

優良な業者は、顧客が抱える不安や疑問を解消しようと、親身になって丁寧に対応してくれます。問い合わせの際は、こちらの質問に対して的確に答えてくれるか、言葉遣いや態度は丁寧か、といった点を意識してチェックしましょう。

反対に、質問をはぐらかして高圧的な態度を取る、知識が乏しいと感じるような業者は、実際の作業もずさんである可能性が高いと考えられます。少しでも「言葉遣いや態度が悪い」「信頼できない」と感じたら、その業者への依頼は見送るのが賢明です。

強引な勧誘や即決を迫る行為がないか

悪徳業者の典型的な手口は、強引な勧誘と即決の要求です。「今日中に決めないと、この価格では無理」「ほかの予約が入るから早く決めて」といった煽り文句には要注意です。

優良業者は、お客様のペースで検討する時間を与えてくれます。訪問見積もりの際も、長時間居座り、契約するまで帰らないといった行為はしません。また、見積もり無料を謳いながら、断ると料金を請求する業者も存在します。

クーリングオフの説明をしない、契約書を渡さないといった業者も避けるべきです。少しでも不安を感じたら、その場で契約せず、家族や知人に相談してから決めることが大切です。

まとめ:不用品回収の相場が気になる方は関西アーク株式会社まで!

不用品回収は業者選びから見積もり、契約まで考えなければならないことが多く、「面倒だ」「不安だ」と感じる方も多いでしょう。そのような複雑な業者選びのお悩みを解決し、安心して任せられる選択肢の1つが「大阪の不用品回収・遺品整理なら関西アーク株式会社」です。

関西アーク株式会社では、不用品回収業界最安値を目指し、明確な料金体系でサービスを提供しています。1R/1Kなら8,000円から対応可能で、間取り別の料金表も公開しているため、事前に費用の目安が分かります。また、お客様のご予算に応じた相談にも対応いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

>>関西アーク株式会社への無料相談・見積もりはこちら